変換メモリ制限
このオプションでは、各変換スレッドの最大メモリを指定できます。この値を設定する際は、利用可能なRAM容量と、同時変換数 の間でメモリがどのように分割されるかを考慮する必要があります。この機能は1つの設定プロパティによって制御されます。
- conversionMemoryLimit - 各変換スレッドの最大メモリ(MB単位)
アプリケーションサーバーが稼働しているサーバー上に、以下のJavaプロパティファイルを作成してください(まだ存在しない場合)。{user.home}/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties
このファイルに、以下のキーと値のペアを追加(既にキーが存在する場合は更新)してください。
- conversionMemoryLimit -
1から2,147,483,647の範囲の値を設定できますが、変換するドキュメントの内容に応じて、256から4096の間が妥当な範囲となります。例:conversionMemoryLimit=1024
デフォルト値は1024(MB)です。値が指定されていない場合や無効な値が指定された場合は、デフォルトのJava値が使用されますが、これは使用しているJavaのディストリビューションに依存します。
Dockerイメージに独自のプロパティファイルを提供するには、プロパティファイルをイメージにマウントする必要があります。これは、docker runコマンドに以下を追加することで実行できます。
--mount "source=/path/to/properties/directory/buildvu-microservice.properties,target=/root/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties,type=bind"
