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モードの切替 ダーク/ライト/自動 モードの切替 ダーク/ライト/自動 モードの切替 ダーク/ライト/自動

変換状態の外部保存

目次

  1. 機能について
  2. 前提条件
  3. 値の設定方法
  4. デフォルト値
  5. Dockerでの使用方法

機能について

このオプションを使用すると、データベースのJNDI名を指定することで、外部データベースを使用して変換状態を保存できます。これにより、サーバー障害が発生した場合でも現在の状態を保存できます。また、複数のサーバーが単一のデータベースを使用できるため、Kubernetesクラスターやロードバランサーの背後で複数のサーバーを実行する場合に必須となります。
この機能は1つの設定プロパティによって制御されます。

  1. databaseJNDIName - 状態を保存するデータベースのJNDI

前提条件

  • 新しいデータベースを作成する。
  • 選択したアプリケーションサーバー用のデータソースを設定する

値の設定方法

アプリケーションサーバーを実行しているサーバー上に以下のJavaプロパティファイルを作成します(まだ存在しない場合){user.home}/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties

このファイルに以下のキーと値のペアを追加します(キーが既に存在する場合は更新します)。

  1. databaseJNDIName - これは設定したデータソースの有効なJNDIである必要があります。
    例:databaseJNDIName=jdbc/exampleStateDB

デフォルト値

値が指定されていない場合、または無効な値が指定されている場合、このオプションはデフォルトで内部メモリに変換状態を保存し、外部データベースは必要ありません。

Dockerでの使用方法

独自のプロパティファイルをDockerイメージに提供するには、プロパティファイルをイメージにマウントする必要があります。これは、docker runコマンドに以下を追加することで実行できます。

--mount "source=/path/to/properties/directory/buildvu-microservice.properties,target=/root/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties,type=bind"