LibreOfficeパスの設定
このオプションを使用すると、PDF以外のファイルを処理する際にLibreOfficeを実行するための完全なパスを指定できます。
この値が指定されると、マイクロサービスはこの値を使用してLibreOfficeを呼び出し、オフィス文書をPDFに変換してから、さらに変換処理を行います。
この機能を使用するにはLibreOfficeがインストールされている必要があります。インストールされていない場合、PDF以外のファイルは変換されません。この機能は1つの設定プロパティで制御されます。
- libreOfficePath - 実行可能ファイルを含むLibreOfficeへのパス、またはLibreOfficeがパスに含まれている場合は実行可能ファイル名
アプリケーションサーバーを実行しているサーバー上に、以下のJavaプロパティファイルを作成します(まだ存在しない場合){user.home}/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties
このファイルに以下のキーと値のペアを追加します(キーが既に存在する場合は更新します)。
- libreOfficePath - LibreOfficeへのパスを表す文字列である必要があります。
例:libreOfficePath=soffice
値が指定されていない場合、または無効な値が指定された場合は、以下のデフォルト値が使用されます。
- libreOfficePath=soffice
注意 - LibreOfficeがインストールされていない場合、またはパスがLibreOfficeの実行可能ファイルを指していない場合、PDF以外のファイルは変換されません。
Dockerイメージに独自のプロパティファイルを提供するには、プロパティファイルをイメージにマウントする必要があります。これは、docker runコマンドに以下を追加することで実現できます。
--mount "source=/path/to/properties/directory/buildvu-microservice.properties,target=/root/.idr/buildvu-microservice/buildvu-microservice.properties,type=bind"
