BuildVu 2018年12月リリースノート
リリース日: 2018年12月4日
次回リリース: 2019年1月8日
- [HTML-3199] - スペース検出アルゴリズムの改善
PDFファイルでは、スペースがあるべき位置にカーソルを移動させることで、テキスト内のスペースを擬似的に表現することがよくあります。テキストを抽出する際にどこにスペースを追加するかを解釈するのは、PDFリーダーの役割です。この動作はPDF仕様で定義されておらず、他のPDFビューアでファイルをテストした際に、結果が大きく異なる場合があることが分かっています。
BuildVuにAIの概念を導入し、スペースの検出を行うようにしました。これにより、特にカーニングが詰まっていてスペースの幅が通常より小さいテキストにおいて、改善が見られました。また、文字間隔が広いテキストで不要にスペースが追加されていたファイルも改善されました。
- [HTML-3196] - CSSのベンダープレフィックス
CSSのtransformベンダープレフィックスを更新し、プレフィックスなしのバリアントを追加、-oと-mozのバリアントを削除しました。引き続きIE9以降と、Chrome、Firefox、Edge、Safariの最新バージョンをサポートします。
- [HTML-3086] - CMAPテーブルとPOSTテーブルの両方が無効な場合に文字ゼロが誤って表示される
修正済み(生の抽出値が表示されるようになりました) - [HTML-3182] - 変換時にシェーディングが表示されない
修正済み - [HTML-3106] - フォントのマッピングが欠けていることによる例外
修正済み - [CORE-3279] - グループの透明度を持つPDFで画像がフェードして表示される
修正済み - [CORE-3278] - Unicodeマッピングコードの余分なスペースによる例外
修正済み - [CORE-3288] - レイヤーの可視性が誤って検出され、ページコンテンツが欠落する
修正済み
