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コマンドラインからBuildVuを実行する

コマンドラインから実行する

BuildVuをコマンドラインから直接実行して変換することができます。これは他の言語やスクリプトからコンバーターを実行する際に便利です。

前提条件:

クイックスタート:

BuildVu-SVG:

java -Xmx512M -jar buildvu-svg.jar /inputDirectory/ /outputDirectory/

BuildVu-HTML:

java -Xmx512M -jar buildvu-html.jar /inputDirectory/ /outputDirectory/

Xmx値を増やすことで、より多くのメモリを割り当てることができます。

IDRViewerモードかContentモードか?

デフォルトモードではIDRViewer内にドキュメントが生成されます。独自のカスタムソリューション内で使用するための生のコンテンツのみを生成するには、-Dorg.jpedal.pdf2html.viewMode=contentを設定してください。

java -Dorg.jpedal.pdf2html.viewMode=content -jar buildvu-svg.jar /inputDirectory/ /outputDirectory/

設定の制御方法は?

コマンドラインから実行する場合、設定はシステムプロパティを渡すことで制御されます。利用可能な設定とその値は変換オプション セクションで確認できます。

java -Dorg.jpedal.pdf2html.compressImages=true -jar buildvu.jar /inputDirectory/ /outputDirectory/

Officeドキュメントのサポート:

BuildVuの主な機能はPDFファイルをHTML5に変換することですが、LibreOffice を利用してOfficeドキュメントを事前にPDFに変換することで、OfficeドキュメントからHTML5への変換も可能です。

LibreOfficeをインストールした後、LibreOffice 実行ファイルへの絶対パスをシステムプロパティとして渡すだけで、コマンドラインからOfficeドキュメントをHTML5に変換できるようになります。

java -Dorg.jpedal.pdf2html.libreOfficeExecutablePath="/path/to/soffice" -jar buildvu-svg.jar /inputDir/ /outputDir/

Officeドキュメントと同じファイル名のPDFファイルが既に存在する場合、変換は失敗します。これを回避するには、ファイルの上書きを許可します。設定は -Dorg.jpedal.pdf2html.allowLibreOfficeOverwrite=trueで行います。

Linux上でLibreOfficeを実行している場合、Linux上で利用できないフォントを使用しているファイルが正しく変換されないことがあります。不足しているフォントが代替フォントで置き換えられる可能性を高めるために、Google Noto Fonts をインストールすることをお勧めします。