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Image byte offset

Image byte offsetは、PDF ファイル構造内の画像データの開始位置を示す数値で、基準点からバイト単位で測定されます。

カテゴリ: General PDF Concepts
キーワード: image byte offset, Image byte offset

概要

Image byte offsetは、PDF ファイル構造内の画像データの開始位置を示す数値で、基準点からバイト単位で測定されます。 ( Citation: N.A., (N.A.). (). Document management — Portable document format — Part 2: PDF 2.0 International Organization for Standardization Retrieved from https://www.iso.org/standard/75839.html ) で定義されているPDFドキュメントの文脈では、byte offsetは画像XObjectやインライン画像データストリームを含む様々なオブジェクトの位置特定とアクセスに不可欠です。Byte offsetの理解は、PDFの解析、コンテンツ抽出、ファイルの直接操作を行う開発者にとって必須の知識です。

定義

Image byte offsetは、PDFファイル内で画像データが開始される正確な位置を表し、ファイルの先頭またはコンテンツストリームの開始位置などの別の基準点からのバイト数として計算されます。オブジェクト番号と世代番号を使用する論理的な参照とは異なり、byte offsetはファイル構造内の直接的な物理アドレスを提供します。これは、相互参照テーブルを通じて解決する必要がある象徴的な参照ではなく、実際のファイル位置を表すという点でオブジェクト識別子とは異なります。画像XObjectを扱う場合、byte offsetは通常、ストリーム辞書またはストリームデータ自体の先頭を指しますが、インライン画像の場合は、それを含むコンテンツストリームを基準としたbyte offsetを持ちます。

重要性

開発者にとって、image byte offsetは、ドキュメント構造全体を処理せずに画像データへの直接アクセスが必要な効率的なPDFパーサー、抽出ツール、エディターを実装する際に重要です。Byte offsetの理解により、特定の画像へのランダムアクセスが可能になり、多数の埋め込み画像を含む大規模なPDFファイルを扱うアプリケーションのパフォーマンスが大幅に向上します。これは、 ( Citation: N.A., (N.A.). (). Document management applications — Electronic document file format enhancement for accessibility — Part 1: Use of ISO 32000-1 (PDF/UA-1) International Organization for Standardization Retrieved from https://www.iso.org/standard/64599.html ) で参照されているように、代替テキスト生成のために画像を処理する必要があるアクセシビリティツールを構築する場合、またはサムネイル生成、コンテンツ分析、フォーマット変換のために画像を抽出する場合に特に重要です。さらに、byte offsetの知識は、PDF生成の問題のデバッグ、ファイル整合性の検証、既存のPDFドキュメントへの増分更新の実装にも不可欠です。

仕組み

Image byte offsetは、コンテンツを正確なバイト位置を持つ一連のオブジェクトとして整理するPDFのファイル構造内で機能します。相互参照テーブル(または新しいPDFでは相互参照ストリーム)は、画像XObjectを含むすべての間接オブジェクトのbyte offsetを保持し、任意のオブジェクトへの高速ナビゲーションを可能にします。PDFプロセッサがコンテンツストリーム内の画像参照に遭遇すると、オブジェクト番号を使用して相互参照テーブル内の対応するbyte offsetを検索し、ファイル内のその位置に直接シークして画像辞書とストリームデータを読み取ります。コンテンツストリームに直接埋め込まれたインライン画像の場合、byte offsetはストリームの先頭を基準として計算されます。 ( Citation: N.A., (N.A.). (). Document management — Portable document format — Part 2: PDF 2.0 International Organization for Standardization Retrieved from https://www.iso.org/standard/75839.html ) で規定されているように、これらのoffsetは適切なPDFのレンダリングと処理のために正確でなければなりません。開発者は通常、低レベルのファイル操作を抽象化するPDFライブラリを通じてbyte offsetを扱いますが、基盤となるメカニズムを理解することは、パフォーマンスの最適化や解析問題のトラブルシューティングに役立ちます。

関連用語

  • Cross-reference table(相互参照テーブル) – オブジェクト番号をPDFファイル内のbyte offsetにマッピングするインデックス構造
  • Image XObject – PDFドキュメント全体で参照および再利用できる画像データを含む外部オブジェクト
  • Inline image(インライン画像) – 別個のオブジェクトとして保存されるのではなく、コンテンツストリーム内に直接埋め込まれた画像データ
  • Content stream(コンテンツストリーム) – ページコンテンツを記述する命令とデータのシーケンスを含むストリームオブジェクト
  • Object identifier(オブジェクト識別子) – PDFファイル内の間接オブジェクトを参照するために使用されるオブジェクト番号と世代番号の組み合わせ

出典

(N.A.) (2020)
(N.A.). (). Document management — Portable document format — Part 2: PDF 2.0 International Organization for Standardization Retrieved from https://www.iso.org/standard/75839.html
(N.A.) (2014)
(N.A.). (). Document management applications — Electronic document file format enhancement for accessibility — Part 1: Use of ISO 32000-1 (PDF/UA-1) International Organization for Standardization Retrieved from https://www.iso.org/standard/64599.html