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N-up printing

複数ページを1枚の用紙に配置する印刷方式

カテゴリ: General PDF Concepts
キーワード: n-up printing, N-up printing

概要

N-アップ印刷は、複数の独立したページをグリッドパターンで1枚の物理用紙に配置する印刷技術です。2-アップ(2ページ)、4-アップ(4ページ)、6-アップ(6ページ)など、様々な配置パターンに対応し、ドキュメント資料の効率的な印刷や手冊作成に広く採用されています。JPedalPdfManipulatorクラスはN-アップレイアウトの自動生成機能を提供し、複雑な配置計算をプログラムから簡単に実現できます。

定義

N-アップ印刷とは、単一の論理ページが複数の物理ページ分に相当する内容を持つドキュメント印刷方式です。「N」は配置するページ数を表し、通常は2、4、6、9などの数値が用いられます。各ページはスケーリング、回転、マージンの自動調整を経て、グリッド配置されます。プリンタドライバレベルで実装される場合もあれば、 ( Citation: N.A., (N.A.). (). Document management — Portable document format — Part 2: PDF 2.0 International Organization for Standardization Retrieved from https://www.iso.org/standard/75839.html ) に準拠したPDFレベルでの実装も一般的です。

重要性

N-アップ印刷は用紙消費量とコストの大幅な削減を実現します。特に長大な文書やプレゼンテーション資料では、紙の使用量を半減または4分の1に削減でき、印刷コスト、保管スペース、環境負荷の軽減に貢献します。また、複数ページをコンパクトに配置することで、資料の比較参照や手冊形式での配布が効率化されます。

仕組み

N-アップ印刷の実装では、まずドキュメントの総ページ数と目標配置パターン(例:2×3グリッド)から、必要な出力ページ数を計算します。次に各入力ページをスケーリングし、出力ページ内のグリッド位置に配置するための座標変換を実行します。各入力ページのコンテンツはアフィン変換行列を適用されてスケーリング、オフセット、必要に応じて回転が行われます。最後に、出力ページの新しいコンテンツストリームに各入力ページの描画命令を統合して、最終的なPDFドキュメントを生成します。

関連用語

  • Grid layout – ページを行と列に配置するグリッドパターン
  • Page scaling – ページサイズを目標寸法に合わせて拡大・縮小する処理
  • Booklet printing – 複数ページを折りたたんで冊子を製造する印刷方式
  • Page margins – N-アップレイアウトで各ページ間に設定される余白
  • Content stream – PDF内でページの描画命令を記述するストリームオブジェクト

出典

(N.A.) (2020)
(N.A.). (). Document management — Portable document format — Part 2: PDF 2.0 International Organization for Standardization Retrieved from https://www.iso.org/standard/75839.html