同時ダウンロードスレッドの設定
このオプションを使用すると、変換のためにファイルをダウンロードするスレッドの数を指定できます。この数を超えるリクエストが行われた場合、マイクロサービスはスレッドが利用可能になるまで待機します。
この機能は1つの設定プロパティで制御されます。
- downloadThreadCount - 入力ファイルをダウンロードするスレッドの数
アプリサーバーを実行しているサーバー上に以下のJavaプロパティファイルを作成します(まだ存在しない場合)。{user.home}/.idr/jpedal-microservice/jpedal-microservice.properties
このファイルに以下のキーと値のペアを追加(またはキーが既に存在する場合は更新)します。
- downloadThreadCount - この値は1から2,147,483,647の間で設定できますが、CPUコア数よりも多くのスレッドを使用すると、スレッドがコアの空きを待つ必要があるため、スレッド数が増えるほどダウンロードが遅くなります。
例:downloadThreadCount=5
値が指定されていない場合や無効な値が指定された場合、以下のデフォルト値が使用されます。
- downloadThreadCount=5
Dockerイメージに独自のプロパティファイルを提供するには、プロパティファイルをイメージにマウントする必要があります。これは、docker runコマンドに以下を追加することで実行できます。
--mount "source=/path/to/properties/directory/jpedal-microservice.properties,target=/root/.idr/jpedal-microservice/jpedal-microservice.properties,type=bind"
