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リモートトラッカーポート

目次

  1. 機能について
  2. 値の設定方法
  3. デフォルト値
  4. Dockerでの使用方法

機能について

このオプションを使用すると、アクティブな変換の進行状況を追跡する機能で使用されるポート番号を設定できます。ポートがバインドできない場合、アクティブな変換の進行状況情報は利用できなくなります。この機能は1つの設定プロパティによって制御されます。

  1. remoteTracker.port - 進行状況トラッカーで使用されるポート番号

値の設定方法

アプリサーバーを実行しているサーバー上に、以下のJavaプロパティファイルを作成します(まだ存在しない場合){user.home}/.idr/jpedal-microservice/jpedal-microservice.properties

このファイルに、以下のキーと値のペアを追加(またはキーが既に存在する場合は更新)します。

  1. remoteTracker.port - 1024から49151の間の値を指定する必要があります。ポートは既に使用中であってはならず、プロセスはポートをバインドするための適切な権限を持っている必要があります。例:remoteTracker.port=1099

デフォルト値

値が指定されていない場合、または無効な値が指定されている場合は、以下のデフォルト値が使用されます。

  1. remoteTracker.port=1099

Dockerでの使用方法

Dockerイメージに独自のプロパティファイルを提供するには、プロパティファイルをイメージにマウントする必要があります。これは、docker runコマンドに以下を追加することで実行できます。

--mount "source=/path/to/properties/directory/jpedal-microservice.properties,target=/root/.idr/jpedal-microservice/jpedal-microservice.properties,type=bind"