JPedal Inspectorを使ってPDFファイルの内容を検査する
JPedalをお持ちでない場合は、試用版をダウンロードできます:
JPedalをインスペクトモードで起動するには、コマンドラインで --inspect パラメータを渡します:
java -jar jpedal.jar --inspect "inputFile.pdf"
機能:
今後、多くの新機能が追加予定です!
「View」をクリックして「Xref」を選択します。クロスリファレンスビューアでは、クロスリファレンステーブルとクロスリファレンスストリームに格納されているオブジェクトのリストを表示できます。オブジェクトをクリックすると、右側のペインにその内容が表示されます。


PDFファイルのデコードを特定のコマンドで一時停止できます。これは、スライダー、カセットボタン、またはテキストフィールドを使って実現できます。各コマンドは右側のペインで青色でハイライト表示されます。関連するデータは、それが由来するコマンドの上に表示されます。
また、コマンドを選択してブレークポイントを設定することもできます。ブレークポイントは赤いボックスで表示されます。コマンドペインの下にある再開ボタンは、次のブレークポイントまで進みます。右端のボタンはすべてのブレークポイントをクリアします。


「View」をクリックして「Objects」を選択します。オブジェクトビューアでは、PDFファイルの内部構造を表示し、オブジェクト同士がどのように関連しているかを確認できます。ツリー内の各オブジェクトには、そのリファレンス、タイプ、および /Type キー(存在する場合)が表示されます。オブジェクトをクリックすると、右側のペインにその内容が表示されます。
クロスリファレンスビューアまたはオブジェクトビューアからオブジェクトを表示すると、その内容がハイライト表示されます。以下は使用される色と、それらが対応するものです。
| オブジェクト | 色 |
|---|---|
| 辞書キー | オレンジ |
| 辞書値 | シアン |
| オブジェクトリファレンス | 赤 |
| 数値 | 紫 |
| ブール値 | 緑 |
| 文字列 | 青 |
| 16進数 | 青 |
PDFファイル内に格納されている画像を表示できます。画像は通常、XObjectとして、またはIDコマンドのデータとして格納されています。JPedal Inspectorは両方をサポートしています。
Inspectorで画像を表示する方法は3つあります:
- クロスリファレンスビューアでXObjectを見つけて「Show Image」を押す
- オブジェクトビューアでXObjectを見つけて「Show Image」を押す
- コマンドウィンドウでDOまたはIDコマンドを見つけて右クリックし、「View Image」または「View Inline Image」を押す
クロスリファレンスビューアまたはオブジェクトビューアを開いて「Decode Stream」を押すことで、ストリームの内容をデコードして表示できます
